富良野スキー場の駐車場は割引ある?料金無料のエリアや混雑回避テクニックを徹底解説

大規模なスノーリゾートでは駐車料金が有料(1日1,000円など)のケースも多いですが、富良野スキー場は日帰りスキーヤーにとっても非常に良心的な「無料」設定です。

広大な敷地を持つ富良野スキー場には、大きく分けて2つの駐車場エリアがあります。目的地に合わせて最適な駐車場を選べるよう、それぞれの特徴をガイドします。

結論:富良野スキー場の駐車場料金は「全日無料」

まず、最も気になる料金について詳細をお伝えします。

平日も土日祝も無料

富良野スキー場には、合計で約2,400台以上を収容できる広大な駐車場が用意されていますが、利用料金は無料です。

  • 曜日にかかわらず無料: 平日だけでなく、混雑する土日祝日や年末年始であっても駐車料金はかかりません。時間を気にせず、朝からナイター終了までたっぷりと滑ることができます。
  • ゲートもなし: 入り口に料金所やゲートバーなどはありませんので、スムーズに入出場できます。小銭を用意する必要も、割引サービスを気にする必要もありません。

1. 富良野ゾーン(新富良野プリンスホテル側)の駐車場

「富良野ロープウェー」を利用したい方や、「新富良野プリンスホテル」側に用事がある方は、こちらの駐車場を利用します。

駐車場の特徴とアクセス

  • 収容台数: かなり大規模なスペースがあり、ロープウェー山麓駅のすぐ近くまで車でアクセスできます。
  • ゲレンデへの距離: 駐車場の位置によっては、ロープウェー乗り場まで徒歩数分かかる場合があります。できるだけロープウェー駅舎に近い「上段エリア」や「手前側のスペース」を確保したいところですが、ここは朝早くから埋まる傾向にあります。
  • 施設へのアクセス: 新富良野プリンスホテル、ニングルテラス、富良野温泉「紫彩の湯」などが近くにあります。アフタースキーで温泉に入りたい、ニングルテラスで買い物をしたいという方は、こちらのゾーンに停めるのが便利です。

2. 北の峰ゾーン(富良野プリンスホテル側)の駐車場

「北の峰ゴンドラ」を利用したい方や、富良野市街地からのアクセスを優先する方は、こちらの駐車場がおすすめです。

駐車場の特徴とアクセス

  • 市街地に近い: 富良野市の中心部や、国道38号線からのアクセスが良いのが特徴です。コンビニや飲食店街へも車ですぐに行ける距離感です。
  • ゴンドラ乗り場直結: 駐車場から北の峰ゴンドラのターミナルまでは比較的フラットに移動できます。こちらもゴンドラ乗り場に近い位置から順に埋まっていきます。
  • キャパシティ: 広大な平面駐車場が広がっており、満車で停められないということは滅多にありません。

どっちに停める?目的別のおすすめ駐車場

2つのゾーンは山頂付近でつながっていますが、山麓(駐車場)同士は車で10分〜15分ほど離れています。間違った方に停めると移動が面倒になるため、目的に合わせて選びましょう。

「富良野ゾーン」に停めるべき人

  • ロングコースを滑りたい人: 101人乗りの高速ロープウェーで一気に山頂へ行けるため、効率よく滑走できます。
  • 初心者・キッズ連れ: 緩やかな「プリンスコース」や「キッズパーク」が近くにあります。
  • 温泉・観光もしたい人: 滑った後にそのまま「紫彩の湯」や「ニングルテラス」へ徒歩で移動できます。

「北の峰ゾーン」に停めるべき人

  • 上級者・コブ斜面好き: 北の峰ゾーンには、競技でも使われる急斜面やコブコースが充実しています。
  • 市街地で食事をする人: ゲレンデ周辺のペンション街や市街地の飲食店でランチやディナーを楽しみたい場合に便利です。
  • 早い時期・遅い時期に行く人: シーズン初めや春スキーの時期は、エリアによって営業期間が異なる場合があります。どちらかのゾーンしか営業していない時期は、営業している側の駐車場へ行きましょう。

駐車場の利用に関する注意点

無料ですが、利用に際して気をつけたいポイントがいくつかあります。

車中泊や夜間駐車について

基本的に、スキー場の駐車場での車中泊は推奨されていません(または禁止されているエリアがあります)。

  • 除雪作業の妨げに: 降雪地帯のスキー場では、夜間から早朝にかけて大型の除雪車が稼働します。駐車場に車が残っていると除雪ができず、作業の妨げや事故の原因となります。
  • 夜間は閉鎖される場合も: 安全管理上、夜間はチェーンなどで封鎖されるエリアもあります。車中泊を考えている場合は、近隣の「道の駅 南ふらの」などを利用するのがマナーとして安心です。

混雑時の対策

週末や連休の午前中は、ゲレンデに近い好立地のスペースから埋まっていきます。

  • 早めの到着を: センターハウスやリフト乗り場に近い場所に停めたい場合は、リフト運行開始の30分〜1時間前を目安に到着することをおすすめします。
  • 荷降ろしスペースの活用: 遠くの場所に停めることになった場合でも、同乗者や荷物を先に降ろせる「荷降ろしスペース(ドロップオフエリア)」が確保されていることがあります。ドライバーだけが車を停めに行くようにすれば、家族連れでも移動の負担を減らせます。

まとめ:富良野スキー場は駐車料金の心配なし!

富良野スキー場の駐車場についてまとめました。

  • 駐車料金は全日無料です。割引クーポンなどは必要ありません。
  • 富良野ゾーンは、観光施設や温泉、初心者コースへのアクセスに便利です。
  • 北の峰ゾーンは、市街地からのアクセスが良く、上級者向けコースへの挑戦に最適です。

浮いた駐車料金の分で、ゲレンデレストランの名物カレーを食べたり、帰りに富良野スイーツを楽しんだりと、旅行の満足度を高めることに予算を使ってみてください。

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