
簡単には付かないからこそロマンあふれる火起こし、それが火打石と火打金(火打鎌)を使った着火です!
なのですが、ちょっと待ってください。火打石だけで火起こしできるって思ってませんか?
僕は火打石と何かをパチンパチンと打ったら、火が勝手に付いて燃えると思ってました(笑)
火打石にはまだ必要な材料があります。それが、「チャークロス」と呼ばれる炭化した布です。
そんなわけで本記事では、「チャークロスを人気YouTuberヒロシさんの本を見ながら手作り」について書きます。
チャークロス(炭化した布)に必要な材料

- 布(使い古したTシャツなど)
- 缶(ふた付き)
- 薪
- 着火するもの
使い古したTシャツが無かったため布と缶は100円ショップで購入しました。
薪は拾ったもの、着火剤は持っているものを使いました。
出費は220円(税込)になります。
ちなみにチャークロスって売り物もあるらしいのですが、自分で作ったほうが楽しいと思い今回は自作してみました。
チャークロス自作の準備
邪魔な包装の紙を取り、4つ折りにして缶の中に入ります。
このとき缶の中からできるだけ酸素が入らないようにするため、布を切らずに入れます。
ダイソーに売っていた布と缶のサイズがちょうどよくて助かりました。

缶のふたの真ん中に小さい穴をあけます。

ちょうど目の辺りですが、狙ってませんよ(笑)
石で叩いてみましたが思うように開かず、ハンマーで1撃でした。
焚き火で布を炭素化
できるだけお金を使いたくなかったので、薪はその辺から拾ってきました。

さあ、ここからが超楽しい焚き火の開始です。
火を付けるのが面倒なので、今回は「ユーコのキャンプ用着火剤」を使いました。

火も着いたので、焚き火に缶を投入していきます。
無理やり真ん中に置いたら、火が消えそうになって焦りました(-_-;)

缶を熱していくと、不完全燃焼した布から煙が出て、開けた穴から勢いよく煙が噴出します。
思いのほか勢いがあり面白かったので、とっさに動画を撮影しました。
「プシュー!」って音聞こえるでしょうか?
穴から煙が出なくなってきたら完成の合図とのことで薪を足すのをやめ、手で触れるくらいまで冷やしていきます。

熱して冷やした缶は開けにくいです。頑張って開けましょう。
最初真っ白だった布が、炭化して真っ黒になりました!

広げてみました。
ちょっと力を入れるとパリパリっと裂けます。これを小分けにして火打石で着火させるんですね。
それはまた今度やりたいと思います。火打石持ってないので、買わないと(-_-;)

チャークロス自作のまとめ
自作のチャークロスは、何事も楽しみたいという方におすすめです。
1つ注意点があります。
塗料の付いた缶で行うと、指が白く汚れます。塗料が付いてない缶をおすすめします。
というか、次回やるときはそうしたい(笑)

最後までご覧いただきありがとうございました。
火打石で着火させた記事も書くつもりなので、またご訪問ください。